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【「勉強のやり方がわからない」への処方箋】7 ノートを侮るなかれ

【アットホーム流・ノートの極意】

書くことに時間をかけず 振り返り確かめることに時間をかける


・・・


・成績の上がらない女子に多いのが、ノートはすごくきれいにまとめてあるのだけれど、それで終わっている。

・成績の上がらない男子に多いのが、とりあえず何か書いてはあるのだけれど、後から見直しても何のことだかわからない。



例えば、ノートをどうやってうまく活用するかという書籍に、次のようなものがあります。



『東大合格生のノートは必ず美しい』(太田あや・文芸春秋)

教室の本だなにも置いてあります。生徒もよく手にとって見ているのですが、ある生徒いわく、

「ファッション誌と同じかな」

どういうことかといえば、

「同じように真似してみても、写真どおりにはいかない。」

おもしろい表現しますね。


確かに本書では、とても見栄えの美しいノートの事例がたくさん写真で掲載されています。自分もこんな風にできたらいいな・・・少しやる気が出てきて、やってみる・・・時間ばかりかかって、その割りにお手本みたいにうまくいかない・・・


内容がすばらしい本だからこそ「東大生だからできるんであって、自分たちには難しい・・・」そう思わせる要素があるんでしょうね。

でも私から言わせると、人がモノをどうやって整理すると理解できるのか、その本質を突いたすばらしい本だとは思っています。

例えば紹介されている山口さん。「授業をストーリーに見立てて、授業そのものを記録していく」方法でノートが作られています。申し訳ないけれども決してキレイとはいえません。でもノートのページを開けると、彼自身、その授業の様子がよみがえってくる・・・私が生徒によく言っている「再現性」というものですが・・・そういった考え方は参考にしてもらいたいなと考えています。

あまり内容を語るとダメなので割愛しますが、お金を払って読むに値する本の1つだと考えています。amazonレビューでも批判は多いですが、的外れな批判が多く気にしなくていいと思います。


ただこれら「ノートにこだわる」理由は何かというと、ノートを作ることが目的になってはいけなくて、

ノートに何が書いてあるのか。

それをちゃんと頭に入れていかないと、テスト対策としては全く意味のないことになります。


習ったことの整理・記録が目的で、それを後から振り返り、覚えなおす。記憶の確認ツールであり、整理ツールなわけです。


そうすると、見た目の美しさやデザイン性は、好みの問題ということになります。


よく何色の色を使うべきかと議論になるのですが、それこそ好みの問題です。

私は以前は「3色」がいちばんと考えていました(実は今でも)が、それはあくまで「私がそうだった」ということであり、特に女子生徒には「色が足りない」という子が多かったです。カラフルであればあるほど、印象に残る、という子もいれば、色が多いと目がつかれるからいやだ、という子も。

男子の中では、色を使うことすらめんどうに思う子もいます。白と黒、他に何がいるんだ。邪魔だ。というのです。お若いのに硬派ですね!

最も重要なのは、役にたつかどうか、です。


1、とりあえず自分が思うままに書いてみること。その際、黒板だけを書き写すのではなく、その日の授業が再現できるような記録を行うこと。

2、レイアウトやデザインにこだわっても、こだわった分だけの成果は出ないと考えて下さい。とりあえず”記録すること”を優先します。

3、見やすいノートというのは、人それぞれなので細かく設定する必要性を感じません。とりあえず授業の記録ができて「再現性」さえ成功していれば、いろいろ不恰好でも、有効な勉強ツールといえます。


それでもやっぱり、自分のノートは見る気が起きない、頭に入ってこない、という人のために、今後数回に分けてノートについて記事にさせて頂きます。


課題図書

『東大合格生のノートは必ず美しい』(太田あや・文芸春秋)

 
Posted by 学習塾アットホーム 松尾泰憲 * comments(0) * trackbacks(0)

【「勉強のやり方がわからない」への処方箋】6 定期テスト対策

普段、仕事が忙しいことを言い訳に、わが子の勉強はほとんど「放置」でした。
それでも悪くない点数を取ってくるので、安心していたらこれです。

中学1年生になった長男。初めての定期テスト。初めての提出物。

これはないです。



本人の名誉のため、答えのところは隠しておきますが(字が上手ではない)、

数学の提出物、答えだけ書いて、○付けをしてあります。

本人曰く、余白が狭いから別紙に解いて答えだけ書き込んだ・・・数学の先生は、生徒の何をチェックしたいのか、その想像力が足りていない。

長男への指導。

「数学は、正解に至るプロセスを明らかにしてこそ、意味のある勉強になるんだ。先生が評価したいのは答えだけじゃない。」

塾生からすれば、当たり前すぎることを、私の長男はできていなかった。すなわち、私が指導できていなかったということで猛反省。他にも中学生になって、勉強面で多々苦戦しているようで。ほったらかしにした私がいちばん悪いです。


今せっせと解き直しをしています。長男が生まれて初めて、勉強を教えている気がします。幼稚園の頃は、教えなくても人のを見て覚えて、何をしても、ほとんど1番だった子でした。空手でも、私が何も教えなくても、年中さんで小学生に混じって大会に出させて頂いて、優勝してくるような子でした。小学生の間は、私も何も教えなくても、テストで100点を取るのが普通でした。

そんな長男が、中学1年生で壁にぶつかっています。長い目で見れば「今でまだ良かった」との見かたもできますが・・・わが子の体験から身をもっていえます。

塾に入れるなら、小4・5年生あたりからのスタートをオススメします。中学で壁が待っています。

「お父さんの言ったとおりになった。」と長男。

何かと聞けば、小学4・5年生の頃に、これで満足してたら中学でコケるぞ、と言っていたと。確かに言った気がします。


今週は午後から塾はずっと開いていますので、テスト期間中の人は一緒にがんばりましょう。3日間長男お邪魔させて頂きます。申し訳ありません。
Posted by 学習塾アットホーム 松尾泰憲 * comments(0) * trackbacks(0)

【「勉強のやり方がわからない」への処方箋】5 定期テスト対策

小俣中学の定期テストで、こんなことがありました。

□5・6組担当・・・A先生

□1〜4組担当・・・B先生


A先生:「今度のテストはこのプリントから出るので、しっかり覚えてね。結構カンタンなテストだから、このプリントを覚えておけば100点取れるかも!」

5・6組の生徒:「やったー!A先生ありがとう!」

1〜4組の生徒:「ええ!ずるい!いいなあ・・・」



B先生:「今回は私がテストを作ります」



実際にテストがありました。



5・6組の生徒たち:「もらったプリントからほとんど出ていない・・・プリントだけやっておけばいいって嘘だった・・・」

1〜4組の生徒たち:「なかなか難しい問題だったけど、何とかできた。」


つまり、


教科の先生が2名いる場合、どちらの先生が作るかでテストの傾向は変わります。A先生は「点数を取らせて自信を付けさせたいタイプ」・B先生は「難しい問題をたくさん出して、受験で戦えるレベルに引き上げたいタイプ」だとします。

するとA先生が受け持つ生徒は、A先生の方針に従って、基本的な優しい問題しか解きません。

B先生が受け持つ生徒は、B先生の方針に従って、かなり突っ込んだところまで教えてもらっていました。

だから、先生が「ここが出る」と言ったからといって、それだけを鵜呑みにするとダメなんです。


今回の記事で伝えたいことは、


「先生の言うことだけを鵜呑みにしない」

「テスト範囲はまんべんなく勉強しなおしておいた方が良い」


ということです。


生徒からよく聞く言葉が、

「だって、学校の先生がそう言っていたもん。」

それを鵜呑みにすると、事実は全然違ったりします。


とにかく、先生が何を言ったところで、その先生がテストを作るとは限らないこともあるし、生徒の聞き間違い、オーバーに受け取ってしまった、などのことが想定されるため、

定期テストのテスト勉強は、漏れなく、まんべんなく、を原則として下さい。

どうか油断の無いようにお願い致します。
Posted by 学習塾アットホーム 松尾泰憲 * comments(0) * trackbacks(0)

【「勉強のやり方がわからない」への処方箋】5 定期テスト対策

もうすぐ定期テストという学校は多いですね。

今回からのテーマは「定期テスト対策」です。

優秀な塾の先生は「定期テストには対応しない。あんなものに力を入れている時点でダメ。そんなものは塾に持ち込むな。」

という方針が多いようです。

しかしそれはあくまで、ひとつの考え方に過ぎません。

日本の中高生全員が国立大学へ行けるしくみなんて無いわけですし、

まずは定期テストで、クラスで半分以上のところまで進みたいという人も、人数の割合からすれば、すごく多いわけです。

さて、

定期テストで重要になってくること。

三重県伊勢市内の公立中学校を例に取ると、多くの場合「提出物」がとても重要です。

今日も中1クラスでは、テスト範囲の確認と、提出物のチェックを行いました。

優秀な生徒は、期限の1週間前だというのに、ほとんどの提出物を終わらせていました。

しかし「終わらせた」というのは、どのレベルで考えるべきか。

「出せたらそれでよい」という考えではいけません。

提出物というのは「それが重要なもの」だからこそ、提出義務が生まれるのであって、多くの場合、その提出物にあった問題が元になって、いやそのまま100%まるごと出題される、という定期テストも少なくありません。


そうすると、前回の記事でテーマにした「反復練習」は、提出物にもいえることだと考えることができます。


今日の中1クラスであったこと。

それまでは、塾のコピー機を使って、それぞれの生徒が自分が練習するための複製をたくさん作っていました。それで「このページは12回練習したから、絶対自信がある!」といったようなことをしているのですが、

今日はこんな話になりました。

「先生、この社会のワークは、レイアウト的に左の部分だけ隠せばよくない?」

subeteoboetekakusumae.png

「そうやね。何枚もコピーしてやるのは、時間もかかるし、紙ももったいないし、それができればいいね。」

「でしょう?ねーねー何か隠すもの作ってー。」

subeteoboetemiserunya.png
あまっていた厚紙で即席「かくしカード」。この子のいちばん好きな色は水色!

subeteoboetekakusu.png

このように、解答だけを隠して、全部覚えるまで繰り返し問題演習に取り組みます。

最後の1問、記述問題だけは、レイアウトが違うので、ちょっと厳しいです・・・

DSC_1539.jpg

最後の記述問題は、横向きで隠します。


すごく苦手な生徒には、やっぱりコピーをして何回も書いて覚えていくことが大事ですが、こういうレイアウトなら隠すだけで、あとは別紙に書いていけばよいですし、

ある程度、見て覚えられる生徒はこっちのほうが効率よく内容を覚えていくことができるわけです。

この方法は別に今始まったことではないのですが、今回初めてテストを受ける中1生との会話で、こういう話が出てきたことが嬉しかったです。次は自作してもらいます。

もっと優秀な生徒だと、1回見ただけで全部覚えるということですが、それは苦手な子からしたら、何の約にも立たない勉強法です。「いやー、深く考えなくても、ぼーっと見てたら頭に入るよね?」・・・フォトリーディングだ・・・いや、見てたら寝ていく子もいるんですよ。

そんなわけで、

学校の提出物は、解いて、答えあわせをしたら、それでOKではなく、

間違えた問題は納得いくまでとことん練習すべきだし、

覚えたと思っていることでも、勘違いだったり、うっかり忘れることもあるだろうし、

こうしてテスト範囲の内容を反復練習をすることこそ、「地道」だけど「最短距離」で目標達成できる勉強法だと考えます。

これなら、おうちでもできますね!ご参考までに。


今回、小俣中の中1の国語が大変で。漢字で10点未満だったら、1000回練習する宿題が出ると言われて、生徒たち戦慄していました。スパルタ〜・・・アットホームメンバーは筆ペン学習を駆使して漢字満点を狙います。
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【「勉強のやり方がわからない」への処方箋】4 アットホームはなぜ筆ペンを使うのか

今年度、生徒に配布したのが「筆ペン」です。

暗記法・記憶法と呼ばれるものは、いろいろとあります。

その中でも、一部生徒から熱狂的支持を得、また多くの生徒から高評価を頂いたのが「筆ペン」です。


私の持論として、

「大きく」・「ゆっくり」・「繰り返し」

という練習法があります。


漢字や単語に限りません。動作を覚えるときも同様のことがいえます。

反復練習に勝る練習法は無いと思っているのですが、ただ何となく反復するよりは、あえて大きくやってみる。あえてゆっくりやってみる。変化やリズムを作り出すことで理解が深まることは実証済みです。


小学5年生が私に書いてくれました(初めて筆ペンを使った日)。

「味わえない」という表現を使ってくるなんて!小5で!

少し悲しいなんて・・・しょっちゅう塾に来てくれているのに・・・来られない日があるのが悲しいって言ってくれる子で・・・わたし目から何か出てきそうです。

またこんな風に覚えることもできます。



これは色つきの筆ペンも併用して描いたものです。みんなで見せ合いっこして共有しているとすぐボロボロになってしまうのが難点ですが・・・紙面や画面で見て覚えるだけと、実際に自分で筆を使って描いて覚えるのとはその効果に雲泥の差があると思っています。

生徒からの評価ポイントは、

・太くはっきりと文字が書けるから見やすい。

・消しゴムが使えないので集中して描くから、時間があっという間に感じる。ゲームより集中するかも。

・色塗りが楽しいし、描いている間に自然とアタマに入ってくるし、結構あとになっても覚えている。


もちろん、描いたものを先生がチェックして、何を、どのように、アドバイス&補填するか、という点もとても大事です。まちがえて覚えているなど、不十分な点があれば指摘します。

今回の見本も、あえて突っ込みどころがあるものを選んでみました。それをみんなでシェアして見つけあいっこするのも良いと思います。

ただ今回、公開させて頂いたのは、あくまでも「一般公開しても差し支えない範囲」であって、これがノウハウというわけではありません。

今週は小学生メンバーに「+アルファ」を提供しましたところ、夢中になって練習に没頭してくれていました。


夏休みが始まるまでに「しくみ」と「やりかた」を生徒たちに覚えてもらって、夏休みに大きな成果を残したい・・・アットホームでは”筆ペン「+アルファ」”の練習が続きます。
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【「勉強のやり方がわからない」への処方箋】3 反復練習

学校の授業を軽視している人があまりにも多いです。

しかし各中学校や高校の定期テストを分析してみても、学校の授業がいかに大切かわかります。

アットホームでは、学校の授業で使用したプリントや副教材を生徒自身で「加工」するシステムがあります。

生徒は自分たちでプリントを加工して、テスト対策用にプリントを作り直すことができるのです。


画像は伊勢高校政治経済担当宮原先生の授業プリントを加工させて頂く例です。プリントは宮原先生に著作権があるので、一部のみ引用させて頂きます。


宮原先生は、1回1回オリジナルの授業プリントを作成されて、それを元に授業を進められるそうです。1枚の中にかなりたくさんの情報量があります。社会系科目は、黒板に書いてばかりだと、生徒はノートに写すことばかりエネルギーを注ぐため、宮原先生のように生徒の負担を考慮して頂ける先生は生徒にとって本当に有難い存在だと思います。



それを、塾にある「スキャナー」と「パソコン」を使って、このように覚えたいところだけ枠を貼り付けて、自分だけの穴埋め問題を作成します。これを無断配布するのはダメですが、あくまで生徒自身で自分のために加工する点に注意です。

修正テープや、赤シート×色ペンの組み合わせでも、やろうと思えばできますが、パソコンで手早くできて、何枚も印刷できるため、生徒には好評です。


それでこうして作った「自分用の練習プリント」。

作って満足している生徒も少々おりますが、それではダメです。

何枚も何枚も練習します。だいたい3〜6回繰り返すと全部覚えられる生徒が多いです。

勉強のやり方のひとつの答えとして、同じ問題を繰り返し解く、ということがあります。


テスト期間中は、無料体験できますので、よかったらこのシステムを試してみて下さい。繰り返せばイヤでも覚えます。


パソコンを使った学習というと、電子教材を思い浮かべますが、現行のテストはあくまでも紙に字を書いていくことになりますので、電子教材などよりは、よほど点数に直結する練習法です。



 
Posted by 学習塾アットホーム 松尾泰憲 * comments(0) * trackbacks(0)

【「勉強のやり方がわからない」への処方箋】2 未来にワクワクできる刺激を受ける

前回は、とりあえず「音読」や「書き取り」からやってみようというお話をさせて頂きました。

今回はそこまで勉強が嫌ではないけれど、どうも調子が出ない、どうしていいか突然わからなくなった、

そんな場合の対処法です。

まずオススメなのは、茨城県取手市のくろねこ満点塾方式

自分がいちばん得意であると思う科目で、9割以上解けそうなものにチャレンジするというもの。

勉強そのものがキライだという人は、前回紹介した方法から入る事をオススメします

ある程度、勉強をがんばっているのだけれど、どうも頑張れなくなった場合の処方箋です。


次にオススメなのが、リズム運動。

もう勉強ですらありません。しかし強力な方法です。

リズム運動というと、音楽に合わせて踊るイメージがありますが、それだけではありません。もっと気軽にできること。

それが「腕をしっかり振って歩く」ことです。

塾生でも、一部実践している生徒がいて、どうしても勉強で煮詰まったときは「外の空気吸ってきます」といって、塾の周辺を歩いてきます。

夜は危ないですが・・・

塾の前に墓地があります。これが古くからある墓地で、その墓地の外壁周りを1周してくるだけでも、ちょっと気分は変わります。最初は前にお墓があることを怖がっていた子も、しばらくすると慣れてきます。絶好の散歩コース。上級者になると、墓地にズカズカ入って行って、ご先祖様のお墓がある子は、そこで対話します。これはリズム運動とは関係ないですね。でもご先祖様が眠る前で、頑張ってきます、といって塾に戻ってくる生徒もいます。信心深いおうちに育ったんだなと感心をしています。

ちなみに、夜中に塾の周りをウロウロ歩いている怪しい男がいるとしたら、私です。朝までになんとか仕上げたい原稿や、授業案など、比較的クリエイティブな仕事が煮詰まってくると、歩き出します。よく巡回中のパトカーに話しかけられますが、最近はもう素通りされるようになりました・・・

リズムを刻むのは、自分の身体。例えば空手道において「基本練習」は、号令に合わせたリズム運動でもあります。

以前にテレビで話題となった、『脳からストレスを消す技術』(有田秀穂著 サンマーク出版)


この本でも、涙を流すこと、そしてリズム運動こそが、脳からストレスを消すのだと提唱されていましたね。塾にも置いてあるので塾生はちらほら読んでいる子もいます。そういう子はリズム運動の有効性をいち早く実感できていて、実践しています。

そう、本来勉強がキライではなく、ただ何かのタイミングで急に勉強のやり方を思い浮かばなくなった、

そんなときというのは、脳を初めとする心身に、ストレスが過度にかかっている可能性が高いと考えています。

医師ではないので、診断はできませんが、しかし思うように物事が運ばないときというのは、たいてい何か原因があるときです。

そしてリズム運動で、かなりの問題を、ある程度まで解決できるという事例がこれまでにたくさんあるので、やってみる価値あるでしょう、というご提案です。

京都にある「哲学の道」。あれは何でしょう。哲学者西田幾多郎が歩いた道。何のために歩いたのでしょう。それは考えるため。哲学者の重要な仕事は思索です。その思索を、歩きながら行う。非常に理に適っているそうです。


歩きながら、考えるんです。

何のために勉強しているのか。なぜ今、前に進めないのか。

自分は勉強してどうしたいのか。今やるべきことは何?


アットホームの前にある墓地の1周は非常にちょうど良い距離らしく、生徒はたいてい1周して戻ってきます。本当は10分以上は歩いて欲しいのですが・・・

しかし、それから机に向かうと、ちょっと変わります。血流がよくなるということも言えますし、医学的根拠がちゃんとあるわけですので(詳しくは上著)。


・・・まてよ?でもそれって、勉強のやりかたではないよね?


そうなんです。


まずは心の置きかたです。「心構え」とは「心」の「構え」(そのまま!)。

「勉強すること」に「意識」を向けなければ、どんな勉強法も意味を成さないと考えています。




次にオススメするのが、NHKのドキュメント番組。

NHKオンデマンドで視聴できます。でも結構お金取るので注意です。


例えば、今一部無料で視聴できるのが「生命大躍進」。理科の生物に興味を持つきっかけだったり、将来そういう分野で働きたいと思えるきっかけだったり、という「きっかけづくり」に最適です。あるいはこういった放送技術そのものに興味を抱いたりするかも知れません。

こういった「視覚・聴覚」を使って「動機付け」を行うことは、オススメしたい火のつけ方です。

塾生で、伊勢高校に通っているある生徒は、とてつもなく理系なのですが、家族と一緒にNHKの大河ドラマを見るのが楽しみで、彼女いわく「花燃ゆ」を見たあとは、歴史や古文の勉強がものすごくはかどるということです。歴史や古典への学習意欲が、燃えてくるんだそうです。かつてこんなすごい日本人がいたんだ。もっと知りたい。もっと学びたい。となる気持ち・・・わかります。

(しつこいですが勉強自体がキライな方はまた別のアプローチが大切です)


私は決して、NHKの回し者ではないですし、批判的な部分も持っています。でもなぜNHKかというと、潤沢な資金ですごい映像を作ってくるからです。民放の予算ではできないようなことを平気でやってきます。

この前は、真球対決といって、どちらがより真球に近い球体を作れるか・・・日本の技術(伝統の手わざ)とドイツの技術(高品質の大量生産技術)が競い合うという番組をしていました・・・NHKだからこそドイツからトップ技術者を呼んで来られるんだろうと思いました。最初はあまり興味を示さなかった私の息子たちも、最後は「うおー」と叫びながら日独の技術者たちの試行錯誤ときっちり結果を出してくるプロ根性に感激しておりました。

読書も、もちろんオススメなのですが、あまりにも定番すぎて、今回はNHKをご紹介させて頂きました。

あと、数学をすごくやりたくなる映画のご紹介。



「ビューティフル・マインド」(2001)ノーベル経済学賞受賞、ゲーム理論で一躍有名になったジョン・ナッシュの半生を描いたもの。テーマは家族愛だったり、難病と向き合うお話だったりするのですが、劇中でちょいちょい出てくる数学のシーンがこれがもう、数学への学習意欲をメキメキ高める演出になっていて、やられてしまいます。

まあこういうのは人によりけりですので、当時映画館で観終わってすがすがしい気持ちで立ち上がったら、ぐーぐー寝ている方がけっこういらっしゃって^_^;

勉強法、テクニック、その前に「気持ちを勉強に向かせること」=”今から自分が勉強することにワクワクできる”・・・その方法を紹介させて頂きました。


今後は、ノートの技術とか、予習・復習で何をすべきかなど、具体的なお話に入って参ります。
Posted by 学習塾アットホーム 松尾泰憲 * comments(0) * trackbacks(0)

【「勉強のやり方がわからない」への処方箋】1 ”単純作業”から始める

これは実は、きっと勉強だけに限ったことではないのですが”単純作業”から取り掛かるというのは、非常に有用であると考えます。

あくまで勉強そのものがキライな人向けでいえば、

・音読

・書き取り

この2つは私は王道だと思います。

英語の教科書でも、国語の教科書でも、社会の教科書でも、いやそれさえやりたくなければ、

詩集でも構いません。例えば、茨木のり子。(ちなみに画像をクリックして購入頂くと、ポイントがたまって、塾の本棚が更に充実してくるのでご協力頂ければとても有難いです。)


あるいは斉藤孝先生の『声に出して読みたい日本語』シリーズ。


小さな子用もオススメです。


斉藤孝先生も今や有名人ですが、まだ私が塾を開業しようと準備していた頃は、新進気鋭の学者さんでした。それがNHKの「日本語であそぼ」を監修されたり、様々な著書を出されるようになって、売れっ子になりましたよね。この先生のすばらしいと思うところは、ただただ人が大好きで、底抜けに「陽」の人であるというところにあります。amazonのレビューで「この人は自分が大好きだ」といったような批判があって笑ってしまいましたが、だからこそ底抜けに明るく、毒っ気がまるでない、洗い立ての真っ白なシーツみたいな魅力があるのです。

斉藤先生が以前からずっと提唱されてきたことは、実は私たち長年武道を続けている人間のものの考え方と、非常に親和性が高いです。「カタ」を大切にして、「コシ」を据えて「ハラ」でモノを考える。だからもちろん、反対意見もあるし・・・でもむしろそれで良しとします。何でもかんでも「リクツ」でしか理解しない人とは合わない、というわけです^^;

さて話が脱線しました。斉藤先生のひとつの功績として「音読文化」の復興があげられるのではないかと思います。今では東進の英語の先生も「音読が大切だ!まず音読!」とおっしゃているようですが、まさにそれは斉藤先生が提唱されてきたことであり、またそれは日本人が古来から大切にしてきた習慣でもあります。

ただ読めば良いのですが、コツとしては以下のようなものをオススメします。

○ できるだけ腹から声を出して、しっかりと力強く読んでみること。

○ 座って読むより、立って読む。ただ立つのではなくて、しっかり踏ん張ってみること。空手を知っている人はサンチン立ちや四股立ちがオススメ。

それが無理な人は、座ってブツブツ読んでいるだけでも、やらないよりは意味があります。「素読」といって、もう意味もあんまり意識せずに、とにかく読んで読んで読んで読みまくる。

これが本当にオススメです。どんな勉強をしていいかわからない人は、まずは教科書の音読からスタートします。図書館など音読できない環境にある人は黙読でも仕方ないですが、

次に「書き取り」もオススメです。

英語の教科書はもちろんのこと、全科目の教科書で、オススメです。

もちろん全部を書き取るのは大変な作業です。

あくまでも、「勉強エンジン」を稼動させるための準備と考えて下さい。

例えば、英語なら本文や新出語句、歴史なら人物の名前や出来事の名前、理科なら化学反応式や用語など、

ただひたすら「書き取り」を行います。

ここでアットホームでは「筆ペン」を推奨し、独自の指導を行っておりますが、一部生徒で非常に面白いことになっておりますので、また近日公開をさせて頂きます。

また、例えば、インターネットにこんな素敵なサイトがあります。

ペン字の味方(http://www.penji-mikata.com/)




実際にプリント教材を無料で印刷できて、世界の偉人たちの名言とか、文学作品の一説とか、気軽に何回でも書写できるのがオススメです。ある卒業生が一時期、これに取り組んでいました。心の底から勉強がキライで、どうしてもやりたくなくて、思考停止・現実逃避・・・そんなときオススメの処方箋がこれでした。

ただ無心で書く・・・うん、落書きはスルーしましょうね・・・とにかく書く。書いているうちに、とりあえず机に向かって書く、という「カタ」が出てきます。正直落書きだっていいんです。まずは机に向かって紙にモノを書くという「カタ」を作っておいて、そこから漢字の書き取りだったり、カンタンな計算練習だったり、単純作業から入っていきます。

くどいですが、今お話をしているのは、勉強がキライでやりたくなくて、でも何から始めよう、といったお話をしているわけです。

そこから、宿題だったり、予習・復習に入ります。あくまで「とっかかり」なので、それだけで1日が終わってしまうようなことは・・・最初はそれでも良いですが、あくまで「勉強エンジン」を起動するきっかっけと捉えて下さいね。

アドバイスとしては、音読していて、書き取りしていて、全然頭に入ってこない、ということを恐れないで下さい。頭に入れることが第一の目的ではなくて、あくまで勉強するために必要な「カタ」を作っているのです。何歳からでも大丈夫。ここから始めてみて下さい。


例えば、こんな優秀な人でさえ、新たに小学校の教員免許を新たに取得しようと日々努力をされているのですから・・・頭が下がります。私と同じような考えで「やる気の出し方」を説いておられます。この先生日々何かにチャレンジされていて、尊敬しています。

茨城県取手市「くろねこ満点塾」(私が以前に開業のお手伝いをさせて頂いた塾です)


次回は、勉強は苦手じゃなかったのに、ちゃんとできていたのに、急にやりたくない、できない、何をしていいかわからない、

そんなときの対処法を記事にさせて頂きます。
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「勉強のやり方がわからない」への処方箋

新しいカテゴリを作りました。

18歳から家庭教師を始め、就職後も、27歳までサラリーマンをしながら家庭教師を続けていました。そこから28歳でアットホームを開業し、自分でも驚きですが、25年間もの間、

生徒や保護者様から

全く同じ内容の相談を数多く受けています。

「勉強のやり方がわからない」

という内容。

これに対して、圧倒的に多い意見がこれです。

-----【否定的な意見】-----

「勉強のやり方がわからない」というのは、単なる逃げであり、甘えである。子どもは、本当に興味を持ったならば、自分であれこれ試行錯誤しながら、自分なりのやり方を見つけるのが得意である。

公園の遊具しかり、おもちゃしかり、大人では思いもよらないような「自分流」のやり方を見出して、楽しそうに遊んでいる。

そう、子どもは誰でも「自分なりのやり方を見つける天才」なのだ。

・・・

出典はありません。私が想像して書いただけです。でもだいたい、こういう意見が多数を占めます。

一方で、こんな意見もあります。

-----【肯定的な意見】-----

子どもが勉強にやる気を見出せない。そんなときは、勉強のやり方がわからなくて当然だ。なぜなら、興味が無いから、やり方も浮かばない、思いつかない、ということがいえるから。意欲なしには前に進めるわけがないのだ。

逆に、どう考えても、やり方がわからないからこそ、面白くないし、心をくじかれ、向上心を奪われているとも考えられる。

確かに子どもは、遊び方を自ら生み出す才能がある。しかしそれは、自分が興味を持って楽しみたいと思えるからだ。ゲームしかり、スポーツしかり、楽しそうに取り組む子どもは、自分なりのやり方を見出すだろう。

しかし、楽しく思えないものに対して、興味がわくなんてことは、子どもにとってはあり得ないことだ。

今の学校教育の問題として、【勉強】=【苦痛を伴う面白くないもの】というレッテルをどこか受け入れてしまっていることは無いだろうか。

本来、「学ぶ」という知的活動は、楽しさを伴うものである。しかしなぜ子どもたちが学校の勉強を嫌がるかといえば、面白さややりがいを感じることができないから、とはいえないだろうか。

どうすれば日々の勉強を楽しく、やりがいのあるものと感じることができるか、そのやり方、方法論はもっと追求していくべきではないだろうか。

・・・

こちらも、私なりにまとめた考え方であって、誰かの発言を転載したわけではありません。


私の立場としては「どちらも」です。

相反する、矛盾する考えですが、どちらも本当のことなんです。


このカテゴリでは、

「勉強のやり方がわからない」

また、

「勉強が長続きしない」

「すぐ飽きる」

といったことでお悩みの方に向けた、様々なメッセージや記事を掲載していきたいです。不定期掲載となります。

また、記事の更新を待てない。すぐにでも相談したい、という方は以下にメッセージをお願い致します。学習相談は随時受け付けております。午前中・外出中・面談中・授業中は電話に出られないことがありますのでご了承下さい。メールでは24時間受付させて頂きます。

学習相談・お問い合わせ
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